Feel Japan by Bike 自転車で散歩…

”その国を出国するのがとても寂しくなった国” 7/8国目:アルゼンチン共和国

南米の中ではアルゼンチンがとても思い出深い国となりました。

 

元々はアフリカのコートディボアからブラジルへ渡りたかったのですが、アビジャン(Abidjan)の日本大使館ではブラジルビザを取得するのに必要な在コートディボア日本大使館のサポーティングレターを書いて貰えず、ブラジル行きは断念せざるを得なくなりました。

そのため、南米のゲートを急遽アルゼンチン入りへと変更しました。

 

 

初めての南米の国に恐る恐る降り立ちましたが、アルゼンチンは白人の割合が多く、思い描いていた南米のイメージとは少し違いました。

心配したほど治安は悪くなく、国民性も大らか。

 

自転車で走った夜は主にYPFというガソリンスタンドの敷地内の芝生エリアにテントを張らせてもらいました。

シャワーも付いているし、レストランも売店もあるので自分のような形態の旅行者にはとてもありがたい存在です。

 

食べ物で外せないのはアサードとミラネサ。

アサードは、ガウチョの食文化から伝わった豪快なBBQ(肉の丸焼き)。

ミラネサというイタリア移民がアルゼンチンに持ち込んで広まった料理で、いわゆるミラノ風カツレツです。

 

 

首都のブエノスアイレス(Buenos Aires)は南米のパリといわれるほど洗練された街並ですが、一歩郊外へ出れば広大なパンパが果てしなく広がります。

西部のメンドゥーサ(Mendoza)はワインの産地。

西にアンデス山脈を望み、国内の7割ほどの生産量を占めるそう。

メンドゥーサからチリへ抜けるメンドゥーサ川沿いの道は、アルゼンチンでも屈指の絶景ルートです。

また、南極半島まで1,000kmの最果ての街ウシュアイア(Ushuaia)は哀愁に満ちた雰囲気のある街で、ブエノスアイレスやメンドゥーサとはまた違った魅力に溢れています。

観光拠点としは他にもカラファテ(El Carafate)やバリローチェ(Bariloche)などが有名です。

 

 

図々しい、ちょっと無理そうなお願いも「いいよいいよ」と受け入れてくれる懐の深さを持っている人々が私の感じたアルゼンチンです。

 

私が滞在した後も、経済的・政治的にまだ安定せず揺れ動くアルゼンチンですが、どういう形であれどうかこの国にとって幸せなになるように願わずにはいられません。