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里山のローカル線 いすみ鉄道

 

現在のいすみ鉄道の原型となったのは大正元年に開通した大原~大多喜の人車軌道(人の力で車輌を押す交通機関)です。

その後国鉄による買収で木原線の一部として昭和5年4月に開通しました。 

 

[国鉄時代の気動車と腕木信号が残る国吉駅]

[国鉄時代の気動車と腕木信号が残る国吉駅]

 

木原線の名称は当初は木更津と大原をつなぐ房総横断線の計画からと来ていましたが昭和9年8月には木更津との接続計画を断念(木更津側からは木更津~上総亀山に久留里線として現在も営業中)。 

しかし、昭和3年に開通した小湊鐵道が上総中野駅で木原線と接続したため鉄道としての房総横断線の形はなしています。

 

[上総中野駅のトイレは竹の郷にちなんで竹の形]

[上総中野駅のトイレは竹の郷にちなんで竹の形]

 

その後の国鉄改革で紆余曲折を経て昭和63年3月23日に木原線廃止、翌24日よりいすみ鉄道として営業を開始しました。 

いすみ鉄道は何度も廃止の危機に直面しますがムーミン列車やレストラン列車の運行などのさまざまな経営努力で、今では春の景色の代名詞として菜の花といすみ鉄道が全国的に有名になってきており多くの観光客が訪れるようになりました。 

 

[上総中川周辺の菜の花築堤]

[上総中川周辺の菜の花築堤]

 

一面の水田や沿線に咲く菜の花、桜、アジサイが咲き、その中を気動車が一両でのんびりと走る里山の景色は大変絵になります。

 

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